こっちの人たちの話‗その2
 ガンジス川のイメージがとても強く、せっかくこっちに来たのだったら一度は見ておきたい、、と思っています。…ですが、テレビでよく見るたくさんの人が沐浴している”バラナシ(ワーラナシー)”というところはここから800㎞南東方向にあるらしく(横浜↔広島くらい)、そうは言っても”川”なので、その上流であれば近くを流れているのではないかと探してみたら…ありました。車で2時間半(130㎞くらい)。 うーん…妥協してこっちで済ませてしまいそうな自分がいます。

 結局、その有名どころではなくても行ったら行ったで十分満足しそうなFlatです。

 インドは、というかヒンズー教にはたくさん神様がいらっしゃって、それぞれの神様にまつわるお祭りとかお休みがあったりします。さらにイスラム教だったりシク教だったりのお祭りもあったりして、年間の祝日としたら、ざっくり60日くらいあります。この中から国民の祝日が3日(共和国記念日、独立記念日、マハトマ・ガンジー生誕日の3日間)、その他は各州によってお休みを決めて10数日を祭日に設定してお休みをとります。 同じ州でも毎年微妙に日にちが変わるのでややこしい…。例えば、ヒンズー教の新年祭である”ディワリ”も10月後半から11月中旬のどこか…(去年は10/27、今年は11/14だったかな)と、ちゃんと確認が必要です。こっちに来た最初の年には、事務所に行ったら真っ暗で、ガードマンから「あれ、今日、シャットダウンだよ」と言われたのが2回ありました。(何かの祭日だったようでした)事務所のカレンダーを見ていなかった自分が悪かったです。

 先日、マハーラーシュトラ州のプネというところに出張に行ってきました。業務の都合上、いまのところに赴任していますが、本来はこちらの事務所が本拠地になるはずで、プネ在住になるはずだったんですよね。気候的にはプネのほうがよいように思いますが、普段の生活の便利さ加減を考えると、うーん、、やっぱりいまのところがいいかなぁ。慣れてしまえば変わりはないのでしょうけど。
 
 で、空港から事務所に向かう途中に大きな川があって、いつも多くの人たちが沐浴しているのはみていたのですが、今回は、女性はみんなサリー(インドの民族衣装)を着てたくさんの花を器に載せてその川辺に集まっていました。いつも以上に人がいたように思います(もちろん、男性も)。どうやらMakar Sankrantiというヒンズー教のお祭りだったようです。事務所に行ったらお祝いのスナック(ポン菓子に野菜を刻んで混ぜたもの)をいただきました。いつものように赤く、とってもスパイシーだったことは言うまでもありません。辛かった…。
 移動中の車内から花を持っていた方を通り過ぎてしまって撮った写真がこちら。川辺の人の多さは、今までで一番多かったように思いました。
 ちなみに、この橋を渡ったところにポケストップがあります(笑)。

 信仰については人それぞれなので、特にあれこれ言うつもりはないです。ただ素直に、「あー、自分にはできないなぁ。すごいなぁ。」と常々思います。
 信仰とはちょっと違うかもしれませんが、何かを一心に信じて生きていけるってすごいことだなぁ、と思います。ブレない何かを持てるということは大事ですものね。自分にも何かひとつでも、”これ!”というものが持てるといいなぁと思います。まだまだですけどね。

 そういえば、こちらにはベジタリアン/ノンベジタリアンの方がおられます。みなさん辛いものが好きな方々で、中にはワサビが好きな方もいたりします。某メーカーの柿の種のワサビ味は人気です。ですが、このメーカーの柿の種、全てノンベジタリアンフード扱いなんですよね(タレにその成分が含まれているようです)。
 ベジタリアンのメンバーがワサビ味の柿の種をお土産でもらったとかで食べた後に、「これ、材料は?」と聞かれて(袋の後ろは日本語表記なので)、「たれにエビとか使われてる(=ノンベジタリアン)みたいだよ」と教えた瞬間に、ものすごい顔つきになっていました。。。これも信仰心の強さなのかしら…と思った次第です。

2338/T15/A163




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