2月になってもまだ寒い日が続いていました。近くのスポーツ店に行くと、「ここ、インドだよね?」と疑問に思うくらいダウンジャケットとかが売られていて、またそれを購入している方々が結構いたりして、あー、インドも冬真っ盛りなのねぇ、、なんて思っていました。…のがつい2週間ほど前くらい。先週後半あたりから、事務所の外にある売店でチャイを買ってお店の前で飲んでいると「うーん、、日中はだいぶ暖かくなってきたなぁ…」と思い始めていました。 で、今日、スマホに表示されている気温をみたらついに20度(14時ころ)! あ、冬、終わったな…と感じた瞬間でした。

 日本にいたなら、ここから先は花粉症の恐怖に怯えていたであろうFlatです。
(こっちに来て、これがなくなったことが結構な喜びだったりします)

 気づいたらVmaxライジングが発売され、ネット上にはそれらのカードを使ったレシピや対戦動画がたくさんあげられていて、こちらにいても今々の環境とか状況をなんとか知ることができます。むしろ、これらのおかげで今でもこっちでポケカを続けていられるんだろうなぁ、と感謝しております。 
 ただ、その時に気を付けるようにしているのは、”その時の状況も鑑みて、良さそう/そうでもなさそう、を判断せねば”ということです。 
 うまく言えないのですが、例えば、あるサイトに”xxxのジム戦での優勝デッキです!”と書かれていたとします。けど、よくよく見たら”参加者4人”とかだったりすると、果たしてこれって現環境でほんとに強いの?と思わなくはないです(優勝されているので、強いことには違いないのでしょうけど…)。水デッキでの優勝デッキが掲載されていたとして、残りの3デッキの情報がないわけで、実は3デッキとも炎デッキでした、なんてこともあり得そうですし。(その水デッキを疑っているわけではないのですが…)とはいえ、だったら参加者が多い中で優勝しているデッキなら全幅の信頼をおいて「これは強い!」と思えるか、というとそうでもないわけで、、
 実は、この点がこっちにいることの最も不利な点であると思っています。つまり、”その場にいないこと”ってとってもきつい状況なんだなぁ、と痛感しています。これって、日本にいても、実際のジム戦の場所や大会会場にいなければ同じような状況になるのでしょうけど、それでも日本にいればなんとか近くの会場に行くことができたりするわけで、この”距離の差”は如何ともしがたいものとなっています。

 まぁ、今更こんなことを言ってもしょうがないんですよね。それを承知で今年一年を頑張ってみようとしているわけで、とにかくできるところ、できることからやっていこう!と思っています。

 とはいえ一方で、今の状況下が本当にデメリットだけなのか、と言われるとそうでもない点もあるようにと思います。それは、(ちょっと大げさですが)彼らの”予測能力”が向上したかな、という点です。限られた情報と、その時までに得ていた情報を基に、”これってあーかしら、こーかしら、、”と考える時間が増えています。もちろん、それが100%正解であるかどうかなんてわかりません。ただ、日本にいたら、今目の前にある情報だけを鵜呑みにして
 ”こっちのデッキの人が勝っていたから、それを使ってみよう”
とか、
 ”あの時はxxxデッキが上位に入っていたから今の環境で有利なんだ”
と思ってしまっていたかもしれないです。それが、今は、
 ”いや、そうは言っても、実はxxxxという状況だったかもしれないから、一概にこれが強いってことはないんじゃない?”
的な、ある意味、”穿った見方”をするようになってきたように思います。

ちなみに、この”穿った見方”という言葉ですが、”物事の本質を見ようとする”という意味の誉め言葉なんです。

 彼らにその能力がついてきたなぁ、と思っています。なんでもかんでも疑ってかかるわけではなく、「ねぇ、こんなデッキが優勝してるけど、どう思う?」と聞いてみると、うーん…としばらく考えた後で、「xxxという環境だったんじゃない?」とか「yyyのカードを入れてみると、zzzな環境でも通用するようになるんじゃない?」とかの返事が返ってきます。それが正しいかどうかはわかりませんが、そんな風に考えること、また、それらを自分の意見として説明できることが大事なのではないかな、と思っています。

 Flat「インテレオンVにウッウVが入ってるけど、これ、なんで?」
 Ry「考えてみなよ、インテレオンVで1エネで40飛ばして、ウッウで170飛ばして210まで対応できるから、、、それでもちょっと足んないねぇ、、うーん、、僕なら…」

といった何気ない会話からでも、あれこれ可能性を考えてみる訓練ができているよなぁ、と思ってたりします。
 この後をセオリー通りに考えていくか、オリジナルなアイデアが出るか、という点も、聞いているこちらからすると楽しみだったりします。

 「うーん、今回も”穿ってる”ねぇ、、」と思える楽しみを感じている今日この頃です。

 さて、”穿ったデッキ”をひっさげて、いざ京都CL!
 (シニアの抽選、当たりますように…)

2310/T20/A86(!)


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